マルクス主義の一般理論

 最後に私は、私自身の、所謂《いわゆる》「懷疑的」立場を便利上逐條的に明かにして大方の教えを乞うことにしよう。特に私の最も尊敬する藏原惟人、勝本清一郎の兩氏に私は教えを乞いたいのだ。 先ず第一に現在のマルクス主義文學理論に對して、懷疑的態度をとつているという事實を告白しておく。(だが念のためにこと...

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非マルクス主義作品

 嚴密に言えば、非マルクス主義作品の政治的價値は、マルクス主義的評價によれば零《ゼロ》であり、反マルクス主義作品の價値は負《ふ》になるわけである。たとえば「古池や蛙とびこむ水の音」という芭蕉の句は、マルクス主義的評價によれば、價値は零であると見なさねばならぬ。然るにすべての作家はマルクス主義者である...

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マルクス主義文學

[#7字下げ]二[#「二」は中見出し]

 プロレタリアの勝利のために貢獻するということが、マルクス主義文學の評價の基礎とならねばならぬことは上述の説明によりて明かになつたと思うが、マルクス主義文學も、文學である以上それだけでは不十分である。共産黨宣言が最もすぐれた藝術品であるとは言えないからである...

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